予想探偵二重丸
今週の優駿牝馬・オークスを老舗サイトと共に徹底展望
公開日:2023年5月19日
本日の予想探偵二重丸は、、
今年で第84回目を迎える
優駿牝馬・オークスの
毎週重賞レースを徹底考察してくれる
「老舗人気サイトの展望」をご紹介します!
それではどうぞ▼▼▼
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【これまでの優駿牝馬】
東京優駿・ダービーに続いて、本家英国のクラシック体系を模範とする3歳の重要競走を開始していったのが、太平洋戦争開戦前の1938、39年。 当初は、阪神優駿牝馬という呼称で、芝コースが敷設される前でダートの長距離戦、また桜花賞相当の中山4歳牝馬特別が、春の開催であったことで、2歳戦もなかった時代でもあり、参加頭数も少ない施行条件だったので、菊花賞と同年の1938年秋季に第1回が行われた。 記録によると、初年度のオークスウイナーがアステリモアで、ダービー馬のフレーモアの全妹。 言わずと知れた、戦後に藤吉に改称する、当時は尾形景造調教師の管理馬である。 ちなみに、戦前唯一、芝で関西圏の開催、かつこれも唯一京都開催の1943年、開催中止前最終年の覇者が、日本競馬史上唯一、クラシック競走3勝で変則の三冠を達成したクリフジ。 これも尾形厩舎が誇る、傑作の一頭。 この手の話で著名なのが、1983年、東京2400が当然の戦後期に、ダイナカールという血統的にも期待された桜花賞1番人気馬が、歴史的大接戦を制し、娘のエアグルーヴへと血を繋ぎ、これが1996年優勝。 2003年初仔のアドマイヤグルーヴは、レースを無難にこなすこともままならず自滅したが、2015年、今度はその息仔であるドゥラメンテが皐月賞とダービーを制し…。 と、サラブレッドの在り方そのものを示す、基本の体系を成す根幹競走であることを証明するものが、このオークスだったと今年も見せつけることができるのか、その娘・リバティアイランドの走る走らない以上の何かが、すでに始まっていると考えた時、優駿牝馬のレースとしての価値がいかに偉大であるか、容易に想像もつく。
【東京芝2400mについて】