重賞黙示録

第42回ジャパンカップ考察

公開日:2022年11月25日


"馬体のカッコいい歴代GI馬は?"
と聞かれて
エイシンフラッシュの名前を挙げる人は多いでしょう。

それは産駒にも遺伝していて
パドックで馬体に惚れ込んでも
レースに行くと"さっぱり走らん"
というパターンが非常に多いのです。

・馬っぷり抜群
・やや重心が浮くフォーム
・折り合い難が多くて操縦が困難

馬券的にはとても取り扱いの難しい種牡馬といえます。


ヴェラアズールの5走前、
3月19日 淡路特別 パドックを
グリーンチャンネルでみていて
やはり競馬新聞に『超好馬体』
と花丸付きでメモッています。

でも馬柱で成績をみたら
5歳馬/17戦目で初めての芝

びびってしまい、馬券を買わずに
見(ケン)してしまいました。

結果は・・・1着・・・
・・初芝で見事に勝利。

その後は
芝4戦目でブレークアップ
(後にアルゼンチン共和国杯V)
を下して3勝クラスを卒業。

芝5戦目で一気にGII制覇。

ダービー・天皇賞秋を制した
エイシンフラッシュにようやく超大物が誕生。

そんな勝ちっぷりでした。

エイシンフラッシュ=Mデムーロが
ウイニングランの途中で下馬して
ヘルメットを脱ぎ、
レースを天覧した天皇と皇后に
最敬礼したのが2012年。

あれから10年。
孝行息子が躍動します。

それでは発表します。
 

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