重賞黙示録

函館記念考察

公開日:2023年7月14日


初夏の函館といえば
霧(きり)の広がる幻想的な街の風景。

じとじと、しとしとと雨が降っているイメージ。

8日・9日の競馬は晴れだったので
前有利・イン有利でしたが、
雨が降ると馬場傾向が一変します。

洋芝特有の粘着力に対応するための
重馬場の巧拙(うまい・へた)が問われます。


今年のメンバーを眺めていて
ブローザホーンの母馬には強烈な記憶があります。

母馬の名前はオートクレール。

2017年の東京コースで
不良馬場の中、スイスイ駆けて
5馬身差の圧勝劇を演じました。

444キロという馬体で
パワー(馬力)は感じさせないのに
まるで水かきがついているような勝ちっぷり。

12頭立ての10番位人気と
かなり人気薄だったせいもあり
鮮明に覚えています。

普段からパシュファイヤーという
馬具を着けていて
とにかくイレ込む性格で
馬券を買うタイミングが難しかったですね。

函館コースでも勝っているように
滞在向きの気性でした。


息子のブローザホーンは
前走、京都コースで
不良馬場の中、スイスイ駆けて
5馬身差の圧勝劇を演じました。

母と息子が同じ不良馬場で
「5馬身差」の圧勝。

これは偶然ではないでしょう。

ブローザホーンも
函館コースで勝ち鞍があり、
420キロとパワー型に見えませんが、
重たい馬場状態は鬼神の如き強さ。

馬場は生き物なので
直前まで判断はつきませんが、
もし雨の影響を受けた馬場状態なら
ブローザホーンから買ってみたいと思います。

「水かき一族」として狙い撃ちします。


それでは発表します。


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