重賞黙示録
ラジオNIKKEI賞考察
公開日:2023年6月30日
オールドファンには
「日本短波賞(中山競馬場)」
「ラジオたんぱ賞(福島競馬場)」
という名称のイメージが
強いかもしれませんが、
2006年から
「ラジオNIKKEI賞」へ名称変更。
負担重量もハンデキャップへ変更されています。
2006年からの優勝馬を調べてみると
1番人気はわずかに2勝。
2015年優勝 アンビシャス
2016年優勝 ゼーヴィント
2006年以降、17回中たったの2勝で
この2頭はともにディープインパクト産駒。
穴党の出番ですね(笑)
・梅雨で馬場状態が微妙
・ハンデ戦
・コーナー4つの小回り
荒れる理由は色々あります。
ちなみに2018年は
あのフィエールマでさえ
2着に負けています。
「強い!」と思わせたのは
2007年のロックドゥカンブですね。
走ることは
みんなわかっていたのですが
9月生まれ(ニュージーランド産)。
遅生まれが嫌われて2番人気でした
(1番人気はクランエンブレム)。
凄い手応えで4コーナー先頭。
2着スクリーンヒーローを寄せつけませんでした。
ちなみに
ロックドゥカンブの父は
Red Ransom(Roberto直仔)です。
メンバーの血統表を
チェックしていてふと気づきました。
シルトホルンは
祖母の父がRed Ransom
そして父はスクリーンヒーロー。
2007年ラジオNIKKEI賞を彷彿とさせる
妙に心が引かれる配合です。
さらにシルトホルンの5代母は
名繁殖牝馬Quillです。
名馬マルゼンスキーの祖母ですね。
マルゼンスキーは「日本短波賞」を制しています。
配合も母系も
「ラジオNIKKEI賞」
との関連性をひしひしと感じます。
それでは発表します。