重賞黙示録
高松宮記念回顧
公開日:2023年3月27日
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8◎ロータスランド
12○アグリ
5▲メイケイエール
15△ナムラクレア
14△トウシンマカオ
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オオヤラレ
オオマケ
ここ2週で
重賞競走が8つありましたが…
すべて完走しましたが…
結果は…
『尻の毛まで抜かれる』
そんなダイザンパイです。
もう脳内破壊しております。
優勝はファストフォース。
未勝利を勝ち上がれず、
一度"門別"へ転厩しています。
だから馬名の上にある表記は「○地」なんです。
500キロ超えの大型馬で
以前は脚元がいつもモヤモヤしていたようです。
今でもフラットコース
(ウッドコース)では調教ができず、
脚元にやさしい坂路中心。
ただ、
広くて大きなコースで乗れない分
馬体が絞れないので、
いつもいつも毎度毎度プール併用。
ファストフォースは
坂路+プールのダブル調整で有名ですよね。
・慢性的な脚部不安
・慢性的なちょいメタボ
ところがタンザナイトSあたりから
妙に体をスカッと見せるようになってきました。
この変化には気づいていたのですが…
馬券には生かせず…
ここ3走で
2キロ、12キロ、8キロと急激に絞れてきました。
今回の518キロは
ちょいメタボどころか
むしろ細く映るほどで
研ぎ澄まされて
シャープな馬体に変貌していましたね。
2021年 CBC賞で
ピクシーナイトを破り
レコード勝ち(1"06"0)した時が518キロ。
そうなんです。
今回も同じ518キロ。
調整が難しい馬ですが、
518キロこそがベスト体重ということ。
仕上げ切った陣営に拍手ですね。
父 ロードカナロア
母の父 サクラバクシンオー
祖母の父 デインヒル
3代母の父 マルゼンスキー
この血統もお見事。
生産者の三嶋牧場にも拍手です。